マサカネ演劇研究所

マサカネ一座 としてわたしたちは「米倉斉加年・テルミの仕事」「大橋喜一の仕事」を顕彰していきます。

米倉斉加年一座・海流座はマサカネ一座と改名して活動中です。

米倉斉加年は私たちの中に生きています。

私たちの演技、演出は米倉斉加年のそれには遠く及びません。ですが米倉斉加年が私たちに残してくれたものを、ただ抱え込むわけにはいきません。拙いながらも、私たちは米倉斉加年が宇野重吉から引き継いだものを、何とかして、何としてでも、次の世代に繋いでいきたいと思います。

 

マサカネ一座は「マサカネ演劇研究所」「米倉斉加年の仕事」「大橋喜一文庫」から、日本中の人々に、宇野重吉・大橋喜一・米倉斉加年が築き上げた、演劇を発信します。

 

米倉斉加年は役者、演出家、絵師として活躍しました。

役者としては、舞台を中心に映画・TV等の映像にも多く出演し、宇野重吉に師事して新劇俳優の頂点に立ちました。『リア王』(木下順二訳)の公演では演出、主演として、新劇団としは桁違いの動員レコード(約12000人)を記録しています。演出としても木下順二作品を始め、イプセン、チェーホフ、アーサーミラー等、近現代の作家からシェイクスピア、モリエールといった、古典まで幅広く演出しました。

絵師としては、夢野久作『ドグラ・マグラ』の表紙絵などで、美術界からも高い評価を得ています。存命中は定期的に個展を開催し、絵画展は一年中全国のデパートで開催しています。絵本作家としては2年連続でボローニャ国際児童図書展グラフィック大賞を受賞し、『おとなになれなかった弟たちに……』は中学校教科書に1987年より継続して掲載され、文章も高く評価されています。

大橋喜一は日本で最も広く、そして多く上演されている作家です。

その大橋喜一の戯曲をこれからも多くの人に上演して頂きたいと考えてこのサイトを立ち上げました。

 

大橋喜一 作品米倉斉加年・テルミ 作品 

自筆原稿・絵本原画の展示解説

上演・朗読及び、著作権の管理をすることを目的としています。

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