米倉斉加年一座・海流座はマサカネ一座と改名して活動中です。
米倉斉加年は私たちの中に生きています。
私たちの演技、演出は米倉斉加年のそれには遠く及びません。ですが米倉斉加年が私たちに残してくれたものを、ただ抱え込むわけにはいきません。拙いながらも、私たちは米倉斉加年が宇野重吉から引き継いだものを、何とかして、何としてでも、次の世代に繋いでいきたいと思います。
マサカネ一座は世田谷中学校の教室から、日本中の人々に、宇野重吉・米倉斉加年が築き上げた、演劇を発信します。
米倉斉加年の個人事務所である まさかね図案舎 は当初、絵画を中心に米倉斉加年のグッズの製造販売を目的として、1981年に設立されました。1986年からは劇団民藝とは別に、米倉斉加年の芝居と朗読の公演を行うようになりました。米倉斉加年が2000年に劇団民藝を退団してからは、海流座として一座を立ち上げて公演してきました。
まさかね図案舎(斉加年見世)
不思議な卵 作・米倉テルミ
娘の結婚 作・米倉斉加年
二十二夜待ち 作・木下順二
彦市ばなし 作・木下順二
おもん 藤太 作・木下順二
早春の賦ー小林多喜二ー
海流座
父帰る 作・菊池寛
海に生きる 作・米倉テルミ
ワーニャ伯父さん 作・チェーホフ
彦六 大いに笑う 作・三好十郎
タルチュフ 作・モリエール
釈迦内柩唄 作・水上勉
にんじん 作・ルナール