マサカネ演劇研究所

残された仕事2

おとなになれなかった弟たちに……

どうして書かれたのか

どういう風に書かれたのか

戦争体験の無い私には分からない

しかし一つ分かるような気がする

この絵本には客観的な事実があると言うことである

読んで理解する

読む事で感じる

この絵本を理解するには読むしかないのである

声に出すことによって理解する読み方がある

米倉斉加年は声に出して理解していた

自らが書いた本であったが

声に出して読み理解を深めていた

私たちも声に出して読み

理解を深めていきたい