大橋喜一と米倉斉加年は
演劇活動を世界平和のためとは言わないまでも、
普通に生きている、
愛する人の爲に捧げてきた。
日々の活動が
二度とあの戦争を繰り返さない
という気持ちで演劇と向き合っていたと思う。
そして、
二人はそれぞれ、
しかし同じように、
戦争中の自分と向き合い続けた。
大橋喜一は、
優秀すぎて下士官にはなれなかったが、
砲兵の観測手をしていた自分と向き合い。
米倉斉加年は、
弟のミルクを盗み飲みした
自分と向き合っていた。
コメントをお書きください