マサカネ演劇研究所

集団的自衛権

閣議決定が出るとは覚悟していたが、いざそうなってみると、体の震えが止まらない。

考えただけでも,涙が出る。

自分の力のなさ、情けなさで涙が出る。

利権をいう人もいる。確かにそういう一面もあろうかとは思う。

しかし、これは権力の横暴である。

権力=攻撃力である。

日本の権力の唯一世界に誇れることは、攻撃力を持たないことであった。

日本海軍が戦端を開いたのも、攻撃力があったればこそである。

闘わざるを得ないという選択肢は戦いをもたらす。

それは歴史が証明している。

一旦戦争となれば、権力者以外は安心できない。

戦争は権力者の民衆に対してのクーデターである。